無題

生活は些か順調です。怒らせてしまったけど、僕の死にたい欲求についてあんなにひどく怒られたのは初めてかもしれない。いつもそのことについて考えていると話した。色んなものをたくさん飲んで昏倒だか何だかわからないものを繰り返していたことも話した。また死にたくなったらちゃんと言うように言われた。つらい思い出も聞いた。戯れのようなことすら出来ないじゃないか。というか僕の大切になる人はどうしてこう、そういうことになっているのだろう。とても上の方にいる人の作為を感じずにはいられないよね。生きるようにって。そうか、生きるよわかったよ。
何かが嵌ったような気もするけど行き場がなくなったあれやこれやが霧散していってる。そうして身体の内側を漂って、何処かでじわじわと熱を持ってる。結局自分はとても小さくて幼くて、何をしても無駄な気がしてきた。だからと言って素直にぶつけられるほど子供ではないし、ひとりで消化できるほど大人でもない。結局色々なものを取り繕って、はったりをかましているだけなんです。もういい大人なはずなんだけどなあ。同じ位置に立ちたいし、今は手のひらからこぼれ落ちている一切合切を拾いたい。あと何年かかるかなあ。長生きするしかないなあ。

とりあえず直近の問題として、投薬せずに食事がとれるかどうかなのだけど、ちゃんと作ることだけはしよう。もうすぐ帰ってくる。